第五十二回明治神宮野球大会 高校の部決勝戦

近畿地区代表の大阪桐蔭と中国地区代表の広陵による決勝戦大阪桐蔭が別所、広陵が森山の先発で始まった試合は1回裏1死1・3塁、2回表無死満塁、2回裏1死2・3塁と互いにチャンスを逃し続けて迎えた3回表、大阪桐蔭が丸山・田井・鈴木のタイムリーで4点を先制。4回には松尾の3ラン、5回には悪送球に付け込んで1点を追加し、前半で大量リードを奪います。
しかし広陵も5回、大阪桐蔭2番手の川井に6安打を浴びせKO。この回5点を奪い猛然と追い上げますが、大阪桐蔭も松尾のこの試合2本目のホームランなどで突き放し流れを渡さず。そして8回からは今大会ここまで13回17奪三振の前田を投入して締めにかかるも、広陵打線は三振を許さず、田上のタイムリーで意地を見せます。最終回も代打小林のヒットと四球で2死1・2塁と喰らいつくも、代打谷本が左飛に倒れ試合終了。大阪桐蔭が甲子園での輝かしい実績からすると意外にも思える大会初優勝を果たし、近畿地区に神宮枠をもたらしました。