先発は香取と三上朋。香取は初回を三者凡退、2回もあっさり2アウトと素晴らしい立ち上がりでしたが、そこに落とし穴が待っていました。松本にヒットを許すと、今村・大八木の連続タイムリーで2失点。これがきっかけとなったか香取は制球を乱し、3回に1死1塁から3連続四球で押し出し。4回も3四死球で、この2イニングで実に6四死球も、不思議と取られたのは1点だけでした。しかし立ち直ったかに見えた5回、2死から大八木・三上朋・建部と3連続タイムリーでダメを押され、香取はこの回限りで降板。
その後6〜8回は安原、9回は和田が登板。安原は6回に2四死球も無失点で切り抜け、結局3回を土井の2ランのみの2失点。和田は最速130km/hも出て前回より調子は上がっているように見え、大量ビハインドの場面ではありますが三者凡退で無失点。
一方の打線は散発の4安打、いずれも単打で元気なく完封されました。

法大 - 東大 2回戦
H 021 030 020 8 
T 000 000 000 0
H ○三上朋-三嶋
T ●香取-安原-和田

50安打への道

舘(2年) 本日 1安打 → 通算 7安打
田中淳(3年) 本日 1安打 → 通算 17安打
岩崎(3年) 本日 1安打 → 通算 28安打
堀口(4年) 本日 1安打 → 通算 15安打

舘がチームトップの7安打目。田中淳の6安打、山越の5安打がこれに続く展開。開幕前の予想と大きく異なる状況が主軸の不振を明白に示していますが、最終カードの立教戦では打線が本当の「線」となるよう、皆の奮起に期待したいところです。