高校野球を見に行こう、折角だからまだ行ったことのない球場に行こう、ということで小田原球場に行ってきました。伊勢原・秦野も未訪問(今から思うと一昨年のうちに行っておくべきでした)だった中で一番遠い小田原にした理由は「球場に屋根が付いているから」なのですが、その判断は全くもって正しかったと言えるでしょう。本当に暑い1日でした。
「小田原」球場と言いつつ最寄り駅は御殿場線下曽我(徒歩15分)。15分も歩きたくないし御殿場線も本数が少ないしということで、東海道線小田原駅に着いてから富士急バスを利用して球場に到着。
  
山や畑に囲まれた、まさにローカル色豊かな球場です。バッチリ屋根の下の席を確保して、瀬谷-相模原総合の試合開始。
序盤は両者無得点も、4回裏に相模原総合がタイムリーとスクイズ(内野安打)で2点を先制。直後の5回表に瀬谷は1死1・3塁とするも、セカンドゴロでゲッツー…と思いきや、投手と打者走者が交錯して走塁妨害。これで1点を返すも、5回裏に相模原総合は犠飛で再び2点差に。この後両チームともに1点ずつ取り、最後の瀬谷の攻撃を迎えます。
相模原総合のピッチャーに疲れが見え、先頭打者がヒットで出塁、次打者のカウントも1-3となり押せ押せムードが高まる中で、打った当たりは痛恨の6-4-3。悔しがる打者の姿が印象的でした。追いすがる瀬谷はなおも連続ヒットで1・2塁、長打が出ればたちまち同点の場面でしたがショートゴロで試合終了。双方内野守備が締まった好試合は相模原総合に軍配が上がりました。
試合終了後はバスの時間が迫っていたので停留所へダッシュ。これを逃すと何も無い球場付近で1時間を過ごすか下曽我まで歩くかのどちらかでしたが、何とかセーフ。バスで新松田に出た後、小田急→相鉄→京浜東北線 の経路で帰宅。行きと帰りで見事に神奈川南部を一周した形になりました。