2011年まとめ(投手編)

今年の守備イニング数は春が97回、秋が85・1/3回。昨年より3・1/3イニング多い計182・1/3回の内訳は…

鈴木(2年) … 86.0 = 40.2 + 45.1
香取(3年) … 46.0 = 38.0 + 8.0
平泉(4年) … 22.1 = 15.1 + 7.0
初馬(1年) … 19.2 = 登板無し + 19.2
南(3年)  … 5.1 = 2.0 + 3.1
和田(4年) … 1.0 = 登板無し + 1.0
吉松(3年) … 1.0 = 1.0 + 登板無し
嘉藤(2年) … 1.0 = 登板無し + 1.0

計8人は昨年より4人減。また今年は左腕投手が在籍しておらず、竹本以来10年間続いてきた左腕の登板が途切れることとなりました。
最多投球回はもちろん鈴木。勝ち星こそ付かなかったものの1年間コンスタントに投げ続け、研究されたら打ち込まれてしまうのでは…という懸念を撥ね退けました。現時点で16敗というペースは21世紀に入部した中で最多である前田はもちろん、平成年間での最多である遠藤すら超える勢い。もちろん負け数の積み重ねもある種の勲章ではありますが、しかし勝ち星を積み重ねてほしいのはもちろんのことです。
春は鈴木との2本柱を形成した香取も秋は故障に泣き、後半は急造の外野を任されることに。もちろん打棒も魅力ではありますが、しかし戦力的には投手としてやってもらいたいところ。最終学年となる来年こそは勝利を!
春にはまずまず投げた平泉も夏の巨人2軍とのOP戦では振るわず、秋も初馬の陰に隠れてしまうことに。しかし最終節の明治戦、KOされた鈴木の後を受けて5・1/3イニングのロングリリーフ。味方の援護を引き出した投球は、まさに最後の見せ場と言えるものでした。2年のときの思い切りの良い投球を思い出すにつけ、ついに勝ちがつかなかったのは残念ですが、ともかくお疲れさまでした。
そして鮮烈なデビューを飾った初馬。一時は防御率2位につけるも、最終的には数字を落とし、また規定回数にも僅か1/3回届かず。引き分け目前の法政戦でサヨナラ打を喫した苦い思い出を糧に、鈴木を超えるという思いで成長していってほしい次第。これに井坂・木村の復活、新入生も加わった投手陣に期待したいですね!