昨日のドーム初めに引き続き、今日はハマスタ初めのvsライオンズOP戦。身売り後の球場はネクストバッターズサークルやスコアボードのロゴが新しくなっていましたが、球場内の雰囲気は特に変わることもなく去年のままでした。しかし球場に掲げられた旗は半旗。もちろん今日この日が震災からちょうど1年にあたるためで、試合前には映像が流れ、そして矢吹町出身の中畑監督の話。野球人としての決意が伝わる、心のこもった話でした。
試合は先発の山本が2回に連打で無死2・3塁とされゴロの間に1点を失うも、4回を投げてその1失点のみに抑え、高崎にスイッチ。打線は3回に黒羽根がバスターで右中間を破り同点、4回には中村紀の美しい一発で勝ち越し。そのまま1点リードで6回が終わったところで時刻は2時40分となり、ここで試合を中断。選手・審判・スタッフが内野に集まって輪になり、そして黙祷。
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黙祷が終わり試合が再開されましたが、直後に高崎の初球を完璧に捕らえた中村の打球がレフトスタンドに突き刺さり、あっという間に試合は振り出しに。
しかし直後の7回裏、この回から登板のマイケルから先頭の後藤がピッチャー返しの内野安打で出塁。代走の荒波が盗塁を決め、そして小池の右飛で3塁へ。横浜高校3人衆がチャンスを作ったところで、横浜出身の黒羽根が初球スクイズ、見事に決まり勝ち越しに成功!この1点リードを保ったまま最終回に入り、ピッチャーは篠原。先頭の栗山を抑えてお役御免…かと思いきやその後の右打者が続く場面も続投し、高山・佐藤を打ち取って試合終了。貯金を5としてOP戦首位を守りました。