まずは第1試合のK-H。昨日大勝の慶應のスタメンはそのまま、一方の法政は森川スタメンマスク、小林をセカンドに回して両翼を森・清水二に替えるなど大きく手を打ってきました。法政の先発はリーグ戦初となる下手投げの長谷川、初回倉田・沓掛のヒットで1死2・3塁のピンチも、山口岩見を連続三振に仕留め無失点スタート。するとその裏、慶應先発の小原大を攻め1死2・3塁とすると、柴田のライト前タイムリー、さらに暴投で2点を先制します。
これで法政ペースになると思いきや、直後に慶應は倉田のポテンタイムリーと照屋犠飛で同点。さらに3回には沓掛が連日のホームランを放ち慶應が勝ち越します。初先発ながら粘り強く投げていた長谷川でしたが、5回1死2塁から岩見の当たりをセンターが目測を誤ってタイムリー3ベースとしてしまい、無念の降板。6回から玉熊がリリーフも、慶應は攻撃の手を緩めず倉田ソロ・柳町イムリーでダメ押し。
小原大も2回以降は得点を許さず、6・7回は清水洋、そして8・9回は連投の加藤拓をつぎ込む徹底ぶりで法政に反撃の機会を与えず逃げ切り。昨日の16安打に続きこの日も15安打を放った慶應が連勝で勝ち点を奪いました。


そして第2試合、先発は三木と竹内。打順は山田と山本克、喜入と平野を入れ替え、セカンドには初スタメンとなる桐生を起用しました。山本俊を欠き、柴田も万全では無さそうな中で三木には長いイニング持ち堪えてほしいところでしたが、初回2死3塁から石井に左中間を破られ先制を許すと、立花もセンター前タイムリーで2失点。3回には石井にソロを浴び、自身の打席で代打を送られ3回3失点で降板します。
4回は吉川が1失点で乗り切り、5回から有坂がリーグ戦初登板。最速135km/h、社会人対抗戦のような乱れもなく3イニングを木田タイムリーの1点に抑えまずまずのデビューを飾りました。8回からは同じくリーグ戦初登板の竹中、満塁で石井に走者一掃タイムリーを浴び3失点も、それ以降は変化球も交え9回のアウトはすべて三振で取り、何とか2ケタ失点は阻止。
打線は4回、山本克田口の連打に喜入四球で無死満塁の大チャンスも、平野空振り三振、田中2度スクイズ失敗の後にフルカウントから見逃し三振、代打杉本二ゴロで無得点。5回は桐生レフト前からすかさず盗塁を決め、暴投で三進も、山田三振山本克三邪飛。7回はリーグ戦初打席の齋藤柊が落ち着いて四球を選び、代打岩田のセンター前で2死1・2塁も山本克遊ゴロ。8回からリリーフの吉野和に対しても先頭田口が猛打賞となるセンター前の直後に喜入1-6-3、その後平野森田の連打も竹中三振。最終回も岩田が6-4-3に倒れ、9安打を放つも最後までホームは遠いままでした。

早大 - 東大 2回戦
W 201 110 030 8
T 000 000 000 0
W ○竹内-吉野和
T ●三木-吉川-有坂-竹中

50安打への道

岩田(2年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)
山本克(4年) 本日 1安打 → 通算 32安打
田口(3年) 本日 3安打 → 通算 5安打
平野(4年) 本日 2安打 → 通算 2安打 (NEW!)
森田(3年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)
桐生(4年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)

100奪三振への道

三木(4年) 本日 4奪三振 → 通算 18奪三振
吉川(4年) 本日 1奪三振 → 通算 14奪三振
有坂(2年) 本日 3奪三振 → 通算 3奪三振 (NEW!)
竹中(2年) 本日 3奪三振 → 通算 3奪三振 (NEW!)