法大が優勝、ヤクルトドラ2位中山はベストナイン

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3回戦に縺れ込んだ早慶戦の先発は慶應が予想通りの高橋佑に対し早稲田は連投の西垣!小島にアクシデントが発生しての苦肉の策でしたが、起用に応え慶應打線を3回までノーヒットに抑えます。4回に郡司に被弾し2点を失うものの、代わった今季初登板の増田が後続を断つと、直後に宮崎剛のリーグ戦初ヒットからリーグ戦初スタメンの黒岩がタイムリー!さらに内野ゴロの間に同点に追いつきます。
その裏嶋田の2点タイムリーで再び慶應が勝ち越すも、ドラマは終盤に待っていました。6回から登板の小島が2イニングを無失点に抑えると、8回福岡の犠飛で1点差に迫り、そして9回は黒岩の猛打賞となる2ベースから無死1・3塁と攻め立て、ついに高橋佑は降板。代わった菊地から加藤の犠飛で追いつき、そして岸本がセンター前に勝ち越しのタイムリー!その裏を今西が3人で抑えて逃げ切り、早稲田が有終の美を飾る勝ち点奪取。この結果法政の6年ぶりの優勝が決まりました。
首位打者は.420(=21/50)で渡辺佳。法政小林との争いを1厘差で制し初の栄冠に輝きました。一方またもタイトルを逃した小林でしたが、通算3度の打率2位は紛うことなき大記録。最優秀防御率は1.73(67.2回自責点13)で小島。加藤幹以来のシーズン3完封を達成するなど主将&主戦として獅子奮迅の働きで、2年秋以来2回目の受賞を果たしました。
さて優勝した法政は続いて神宮大会の舞台へ。前回の出場 では桐蔭横浜大に敗れ準優勝に終わっているだけに、今回はしっかり優勝で締めてほしいですね!