ネット裏の入場券を購入してスタンドに入ると、スタメン発表も終わりまさに試合が始まろうとしているところ。直前のエントリで「簡素な佇まいの」と書いてしまいましたが、スコアボードの上にあるモニターには攻撃チームの打順と投球中の投手名が表示され、そして何よりスタンドとグラウンドの距離が近い、大学のグラウンドとしては実に立派な球場です。
 

決勝進出を賭けた試合の先発マウンドには坂口が上がるも、2回に1死満塁のピンチを招くと、瀬戸西のタイムリーに返球も乱れ3失点。続く3回には再び1死満塁のピンチから下山・水久保にタイムリーを浴びて3点を失い、その後は持ち直したものの5回6失点で降板となります。
6回からの2番手は小宗。守備も笠原をサードに、山下朋をショートに入れ替えるなど色々と試すも、2イニング目に入った7回にストレートの四球×2などで三度1死満塁とすると、代打小原にはストライクを取りに行った初球を狙われ走者一掃タイムリー2ベース…。代わった大久保も下山にタイムリーを許し失点は2桁に。打線も森田晃→西山→増居の継投の前に単打2本のみの零封を喫し、明日の3位決定戦に回ることになりました。


続いての準決勝第2試合、UBCvsサクラメントの試合は3塁側の自由席で観ることに。ホーム開催ということで選手紹介に写真が付くなど気合を入れて臨んだUBCでしたが、初回ヒットと盗塁で得たチャンスを牽制死で潰してしまうと、その裏サクラメントはバチョウとモレットのタイムリーで2点を先制。3回にもエラーで1点を加えると、5回には満塁から暴投とウォルスタッドのタイムリー、さらに再び満塁としてゴンザレスがライトにグランドスラム!一挙6点を挙げてUBCを突き放します。
 
後半になってようやくUBCも反撃に転じ、6回にバルク・ウェガーの連続タイムリーで2点、8回にはバルク・ドレイのタイムリーとエラーで3点を返して4点差に。なお1死1・3塁とチャンスは続くも、後続が痛恨の6-4-3に倒れて反撃もここまで…。サクラメントが逃げ切って決勝に進出しました。