雨で30分遅れの開始となった試合は先発の坂口が3回まで毎回得点圏に走者を背負いながら粘りのピッチングで乗り切るも、雨が再び強くなってきた4回に連続四球を与えてしまうと、金子のバントを悪送球してしまい2塁走者生還…。なおも無死2・3塁から小藤に前進守備のセカンドの横を破られる2点タイムリーを浴び、ここで坂口は降板となります。
走者を背負った場面でのリリーフとなった大久保でしたが、中川卓を三振に打ち取るなど火消しに成功すると、5回も檜村をゲッツーに打ち取り無失点。そして6回から連投の小林大がマウンドに上がり、奪三振ショーの昨日から一転、打たせて取るピッチングで4イニングを48球で無得点。追加点を阻止し、味方の反撃を待ちます。
早稲田先発徳山の前に7回まで1安打に抑えられていた打線は8回、先頭の代打宮崎がセカンド内野安打!1年生のリーグ戦ヒット一番乗りを果たすも、辻居が4-6-3に倒れ無得点。それでも9回、先頭の代打森末が内野安打、石元よく見て四球を選び無死1・2塁となり、打席には青山。一発が出れば同点という願ってもない場面で初球のスライダーを引っ叩き痛烈な打球を放つも、ボールは福岡の真正面に飛び、3塁を踏んで1アウト、2塁に転送され2アウト、そして1塁に転送され3アウト…。大チャンスが一転、急転直下のトリプルプレーで幕切れとなりました。

早大 - 東大 2回戦
W 000 300 000 3
T 000 000 000 0
W ○徳山
T ●坂口-大久保-小林大

50安打への道

森末(2年) 本日 1安打 → 通算 2安打
大音(2年) 本日 1安打 → 通算 7安打
宮崎(1年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)

100奪三振への道

大久保(2年) 本日 1奪三振 → 通算 6奪三振
小林大(4年) 本日 1奪三振 → 通算 91奪三振



続いて第2試合のM-H。昨日の敗戦で優勝に黄信号が灯った明治はベンチに背番号が40~50番台の選手を大量に入れ、スタメンも5番から日置原田長南箕尾と1年生を並べる荒療治に打って出ましたが、法政先発の高田孝を打ち崩せず序盤は無得点。すると法政は3回、明治先発の伊勢に対し高田孝宇草の連打でチャンスを作ると、中村迅の右中間を破るタイムリーで2点を先制します。
それでも明治は5回に陶山のタイムリーで1点を返すと、その裏から入江に継投して法政の追加点を阻止。そして7回、2アウトから添田が猛打賞となるバントヒットで出塁すると、なんと森下が代打で登場!法政2番手鈴木に対して粘るも、最後は見逃し三振に倒れ無得点…。そのままライトに入り、追いついて再登板の機会を窺うも、内沢→三浦のリレーの前にヒットが出ずそのまま試合終了。法政が開幕から怒涛の6連勝で3つ目の勝ち点を挙げました。