ポカポカ陽気の昼から一転、神宮大会の予行演習のような寒さの中で始まった入れ替え戦。先発は拓大が川船に対し、駒澤は2部時代の2年春以来となる上野!試合は両チーム無安打で迎えた4回裏、先頭の平野が左中間を破る2ベースで出ると、菅のバントを川船ファンブルして1・3塁となり、新田の二ゴロの間に平野還り駒澤が先制。5回には2死1・2塁からまたも平野がレフト前にタイムリーを放ち追加点を挙げます。
拓大も6回以降は川船→多田のリレーで駒澤打線を無安打に抑え込み反撃の機会を窺うも、上野はその上を行き、苦しみ続けた4年間の鬱憤を晴らすような快投。9回にも145km/hを出し、最後は芝山を見逃し三振に打ち取って試合終了!許したヒットは5回渡邊晶のセンター前1本だけという圧巻の完封劇で有終の美を飾り、駒澤が連勝で1部残留を決めました。