幸運にも用事が午前だけで済んだので、駒場祭の傍らで行われた六大学トークイベントを聴いてきました。会場が一杯になるほどの盛況の中、まず第1部は徳武定祐氏・山中正竹氏・山下大輔氏・丸山清光氏・野口裕美氏という文字通りの他校レジェンドOBを交えた座談会。のっけから「私たちは他の5大学からどう見られているのだろう?」というド直球な問いかけに始まり、これは答える方も困るのでは…と思いきや、司会の篠原一郎氏が絶妙な話術で話題を引き出し、選手や監督として負けを経験した5氏が存分に思いの丈を語ってくださいました。
続いての第2部は野口裕美氏が残り、そして新たに大山雄司氏が登場。昭和56年春の幻の初優勝を巡る激闘を、1週毎・1戦毎に盛り上がりを増す紙芝居形式で大いに語っていただきました。第1部では4年秋の最下位にフォーカスを当てられてしまった野口氏でしたが、第2部はまさに野球人生のハイライトということで、当時の新聞記事や90年史等の書籍では知ることの出来なかったエピソードも数多く披露。第1部と合わせ、あっという間の楽しい3時間半でした。今回の話は来春刊行予定の100年史にも収録予定とのことで、今から楽しみですね!