北海道の旅 6日目

いよいよ旅も後半戦。旭川から滝川に向かい、待合室に設置されていた自販機で地元の銘菓を購入。ホームに戻ると富良野行きのキハ40が待機しており、ここだけ見るとまるで房総に来た気分です。
  

嘗ては根室まで続いていた根室本線も、運休を経て今春廃止されたことで富良野までの短区間に。残った区間でも間もなく廃止されようとしている東滝川などを過ぎ、野花南からは長い滝里トンネルと島ノ下トンネルを越えて富良野に到着。既に修正されたホーム上の駅名標とは対照的に、駅正面の駅名標では布部の存在が残されていました。
  

次の列車まではしばらく時間があるため、歩いて遊ランドを訪問。ちょうど開催中の植物検定をプレイし、奇遇にもご当地問題を引けました。
 

昼食としてハンバーガーとハスカップスムージーをいただき、富良野線に乗車。最初は1両編成にギュウギュウ詰めだった列車も中富良野上富良野・美瑛で少しづつ空き、旭川に到着。旭川からはムイで朝と同じ区間を行き、深川で下車。
 

深川駅構内の物産館でお土産を購入してから4番線ホームに向かい、留萌本線に乗車。今までに乗った他路線では1両編成と言えども中々の混み具合でしたが、こちらは本当の空気状態で、程なく終点の石狩沼田に到着。嘗て札沼線の終点だったこの駅も当の昔に部分廃線され、増毛まで延びていた留萌本線廃線が進み、今では単なる終着駅。それすらも来年度までの命という寂しい状況ながら、ギリギリで訪問の機会が得られたのは幸いでした。
  

折り返しの列車で深川に戻り、ライラックで札幌に到着。日こそ暮れたもののまだ行動時間はあるということで、宿にチェックインして荷物を預けてから市電でロープウェイ入口へ。平日ながらかなりの混雑のケーブルカーとロープウェイで藻岩山の山頂に到着。標高531mの頂上から札幌の街並みを一望しました。
   

この日のすべての目的を果たしたところで、偉人の聖地を通り過ぎてすすきのへ。夜食の味噌ラーメンをいただいてから宿に帰還、明日に続きます。