JR東日本株主優待の旅 2日目

宿を羽後本荘に取っていたことでこの日の行程を優雅にスタート。駅で待機していた由利高原鉄道の宝くじ号に乗り込むと、車内は七夕仕様。さらに座席の前には机も置かれ、通学に利用する学生の勉強にはもってこいの環境でしたが、旅人の立場としてはは車窓を眺めているばかり。生憎の曇天でしたが、遠くに聳える鳥海山を望みながら終点の矢島に到着しました。
   

折り返し列車の発車まで20分も無いため、まずは鉄印帳のコーナーへ。今まで訪れたところの大半が紙で受け取って自分で貼り付けるパターンでしたが、ここでは売店のおばあちゃんに直筆で書いてもらう方式。本来の意味での鉄印帳を有難くいただきました。そして帰りは増結されたおもちゃ列車に乗り、旧鮎川小学校では地元の方に手を振り返しつつ、由利本荘に帰還。
 

ここからは再びJR。特急いなほに乗って日本海雄大な景色を見ながら揺られること3時間、終点の新潟に到着。乗り換え時間8分ということで乗り遅れないか心配でしたが、着いてみると新幹線は乗り換え改札を挟んですぐ対面に位置。話には聞いていましたが、実際に見てみると利便性に圧倒されます。というわけで余裕で乗り換え成功。
  

おそらく東京まで行くであろう乗客が酒盛りを始めたのを尻目に、10分ほど乗っただけで次の燕三条で下車。燕繋がりでつば九郎の歓迎を受けましたが、その横の×はチームの状態を表しているのでしょうか。それはさておき駅近のタイステで新潟行脚の足跡を残し、ついでにQMAも1クレ。
 

駅に戻って弥彦線に乗り換え、終点の東三条で0番線から1番線に移動して信越本線へ。今までこの区間あけぼのMLえちご で寝ている間に通過したことしか無かったため、新津駅の隣が古津駅であるということを初めて知りました。
  

新津駅に到着し、次の列車は1時間後。待合室で時間を潰しつつふと発車標を見上げてみると、「出発」という見慣れない文字があり、ホームに降りてみると四季島が停車中。配られていた旗を受け取り、列車が発車して見えなくなるまで思う存分振ってきました。
 

そして今日最後の列車となる磐越西線に滑り込み。出発時はそこそこ混んでいた車内も五泉を過ぎてガラガラになり、福島県に入る頃にはすっかり日も暮れ、終点の会津若松に到着。ソースカツ丼の店を 12年ぶり に訪れ、当時と変わらない味を懐かしんだところで宿にチェックイン。今日と異なり明日は朝早いため、ひとっ風呂浴びて早々に就寝しました。