先発は前田と福井。昨日の鈴木も3点を取られている初回が一番の鍵だったのですが、山田敏・後藤にタイムリーを浴びて今日も3点を先制される苦しい展開に。一方で昨日は3安打に抑えられた打線は2回に1死から岩崎がヒット、笠井が今季チーム初となる2塁打で続いて2・3塁のチャンス。前田が四球で塁を埋め、続く田中が鋭い打球を放つも福井に止められて三塁走者が封殺。千載一遇のチャンスを逃したかに見えるも、濱田に対してはストレートの四球で押し出し。期せずしての今季初得点です。続いての高橋は以前に福井からホームランも放っており、大量点の期待もあったものの、三振に討ち取られこの回は1点のみ。
前田は2回に濱田のエラーが発端で1点を失うものの、最速133km/hのストレートと100km/h程度のカーブを軸に立ち直り、一方の福井も低めへのストレートが決まりだし、3〜5回まで両チーム無得点のまま試合は後半へ。
6回の攻撃、岩崎がヒットで出塁、笠井四球で1死1・2塁と久しぶりのチャンス、ここで前田に代わって代打が送られたのですが、背番号「17」が見えたときは流石に驚きました。代打では初出場となる鈴木でしたが、変化球で攻められ三振。田中も倒れ得点はならず。
鈴木は昨日150球以上投げたこともあり登板はせず下がり、2番手は安原に。制球はそれなりだったのですが、いかんせん当たれば良く飛ぶという感じで、遊ゴロを濱田の送球ミス(記録は安打)の直後に後藤に2ランHRを被弾。さらに塁を埋めた後に小島に走者一掃の3ベースを浴び、1/3回で降板。3番手は連投となる和田でしたが、内野ゴロの間の1失点だけでこの回を切り抜け、続く7回は三者凡退。球速も昨日よりは若干抑え目で、コントロールが安定していればそうそう失点は許さないという期待を抱かせますが、自身初となった3イニング目に捕まってしまいます。2つの四球から崩れ、タイムリーを浴びてこの回3失点。
一方の福井は6回で代打を出され降板し、続いて大前→松下のリレー。3番に座った堀口の2塁打(土生が目測を誤った感もありますが)、古垣のヒットでランナーは出すものの点は奪えずにそのまま試合終了。

東大 - 早大 2回戦
T 010 000 000 1
W 310 006 03X 13
T ●前田-安原-和田
W ○福井-大前-松下

小島宏が5打数4安打6打点、後藤が4打数2安打4打点で計10打点、この2人にかき回される形となってしまいました。一方の得点は押し出しのみ、一応打点は付きましたが少し前の横浜同様、タイムリーはまだ出ていない状況です。

50安打への道

堀口(3年) 本日 2安打 → 通算 6安打
古垣(4年) 本日 1安打 → 通算 18安打
岩崎(2年) 本日 2安打 → 通算 11安打
笠井(4年) 本日 1安打 → 通算 11安打

笠井と堀口に二塁打が1本ずつ。