慶大33度目V、伊藤3冠逃す

http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp3-20110530-783346.html
仕事のため残念ながら観に行けず。早稲田先発の横山が最初の一巡は抑えたものの、3回2死からヒット四球死球で塁を埋め、伊藤・宮本真の連続タイムリーで4点のビッグイニング。正直この時点で勝負あったと思ったのですが、ここから早稲田が意地を見せました。細かい継投で追加点を許さず、打線も6回に2点、8回には福谷から地引のタイムリーで1点差。そして9回2死から佐々木の3ベースで一打同点のチャンスも、最後は主将の土生が三振に倒れゲームセット。今季を象徴するかのような幕切れで、慶應完全優勝を果たしました。
首位打者は.418(23/55)で那賀。伊藤は3打数1安打ののち連続四球で.405止まり、三冠は逃したものの「4割・4本塁打・15打点」の目標はすべて達成。最優秀防御率は0.59(30・1/3回2自責点)で福谷も、投手のベストナインはリーグ単独トップの6勝を挙げた小室が受賞。タラレバですが立教が慶應から勝ち点を奪っていれば立教が完全優勝していたわけで、今から思えば開幕週のカードが天王山そのものでした。
さてリーグ戦も終わり、続いては選手権。去年ねじ伏せられた菅野はその場にはいませんが、しかし他の大学も強敵揃い。一筋縄ではいきませんが、六大学の代表に相応しい結果を期待しています。