2011年まとめ(打撃編)

春のチーム打率は.203、秋は.192と、それぞれ去年より3分ほど上昇。谷沢効果の現れとは言えるでしょうが、しかし投手陣が抑えたときにはあと1本が出ず、逆に打線が繋がったときには投手陣が踏ん張りきれずといった具合で、勝利には結びつきませんでした。主力が多く抜ける来年はまさに正念場ですが、こんな状況だからこそ勝負強い打線を創り上げる絶好の機会であるはず。一冬超えて来年の春、心配を吹き飛ばすような強力打線の誕生に期待したいところです。

50安打への道 2011年総集編

最多安打は内海の21安打、次いで舘の20安打。06荻田以来5年ぶりの年間20安打達成となりました。1年間4番の座を守り通した高山が16安打、最終シーズンに念願の初アーチの田中が15安打、岩崎脩・永井の新旧主将が14安打と、2桁安打はこの6人(昨年より1人減)。
最多本塁打は1本の田中、最多打点は高山の10で、年間10打点は04杉岡以来7年ぶり。最多盗塁は内海と舘の3、首位打者は.290(=20/69)の舘。
以下にヒットを放った全選手を。

内海 (4年) 今年 21(=12+9)安打 → 通算 52安打
舘  (3年) 今年 20(=11+9)安打 → 通算 31安打
高山 (4年) 今年 16(=8+8)安打 → 通算 29安打
田中 (4年) 今年 15(=8+7)安打 → 通算 37安打 (1HR)
岩崎脩(4年) 今年 14(=9+5)安打 → 通算 54安打 (1HR)
永井 (3年) 今年 14(=7+7)安打 → 通算 14安打
香取 (3年) 今年 9(=5+4)安打 → 通算 10安打
成瀬 (3年) 今年 9(=6+3)安打 → 通算 9安打
山本 (3年) 今年 4(=1+3)安打 → 通算 9安打
山越 (4年) 今年 2(=0+2)安打 → 通算 10安打
山下 (4年) 今年 2(=2+0)安打 → 通算 2安打
西木 (2年) 今年 2(=2+0)安打 → 通算 2安打
黒沢 (2年) 今年 1(=0+1)安打 → 通算 1安打
笠原 (1年) 今年 1(=0+1)安打 → 通算 1安打
岩瀬 (3年) 今年 1(=0+1)安打 → 通算 2安打
鈴木 (2年) 今年 1(=1+0)安打 → 通算 2安打

期待通り50安打コンビの誕生も、悲願の3割も達成して花を添えた内海に対し、岩崎は「もう少しやれたのでは…」との思いが残るのは否めないところ。やはり主将の重圧は相当に大きかったのでしょうか。ともかく1年秋にデビューして以降、7シーズンにわたる活躍お疲れさまでした。
そして現役選手では舘が3年終了時で内海の同時期と同じ31安打。今年の春秋いずれも1安打の差で届かなかった3割の壁を打ち破り、そして50安打の達成に期待したいですね!