群馬・佐渡の旅 3日目

川のせせらぎの音で気分よく起床。あまりの気持ちよさにもっと蒲団の中で寝ていたいところでしたが、8時台の電車を逃すと次が5時間後という大惨事が発生するために名残惜しくも出発。この日は18きっぷを使用、まずは昨日来た途を渋川まで戻り、そして北に進路を変えて水上に到着。
   
水上〜越後中里間は電車の希薄地帯であり、ここで1時間の待ち時間。近くのSL広場でSL(コンソール上ではない本物)を眺めたりお土産を買っているうちに時間が過ぎ、長岡行きの電車に乗車。今までに清水トンネルや新清水トンネルを通過したときはMLえちご・北陸・あけぼのとすべて夜間だったため、昼間起きているときに通過するのは実はこれが初めて。国境の長いトンネルを抜けて新潟に突入、そして六日町で下車。犀潟までの切符を買い、ほくほく線に乗り換えます。
 
普段は虫川大杉止まりのこの列車も、夏休み中ということで直江津までの運転。美佐島で小学生の集団が乗ってきたかと思いきや十日町で一気に降りてしまい、あとはガラガラの車内のまま直江津に到着。微妙に時間に余裕があったので、快速妙高に1駅だけ乗って春日山で降り、北信越スタンプラリー のスタンプを押してから直江津に帰還。
   
これにて本日の18きっぷの役割も終了。バスで直江津港に向かい、佐渡汽船の船に乗船して出港。船室にはテレビ(NHK総合限定)が据付けられており、折しも今日から甲子園が開幕ということで見ていたものの、間もなく中継がEテレに切り替わってしまいそこで終了…。仕方無くカーペットの上をゴロゴロして過ごし、2時間40分の船旅の末についに小木港に到着。佐渡高校のセンバツ出場を祝う横断幕を新潟港で見て から1年半、ついに佐渡の地に降り立ちました。
   
港から10分ほど歩いて本日の宿に到着。温泉で汗を流したあとはお待ちかねの晩ご飯。カニを筆頭とした至れり尽くせりの料理に大満足して就寝、最終日に続きます。