今になってようやく今季初の神宮での横浜戦観戦。どうやらこの試合はファンクラブ交流DAYと銘打っていたらしく、試合開始前には横浜OB野村とヤクルトOB大矢の始球式を賭けたキャッチボール対決。子供と30秒間で何球キャッチボールが出来るか競うものでしたが、開始早々に野村がボールを後逸してしまい、遅れを取り戻せず大矢チームの勝利。スワローズのユニに身を包んだ大矢氏はご満悦の様子でした。
 
先発は王溢正と石川。今年のイースタン開幕戦 では抑えとして登板した王も、ここに来て上で先発を任されるまでになりました。王は終始走者を背負うも5回までミレッジのソロによる1点のみに抑えると、6回にはラミレスのタイムリー・梶谷の押し出しで2点を勝ち越し。この裏をしっかり抑えたいところでしたが、先頭の川端に球の制御が利かない感じでの四球を出してしまい、ここで降板。後を菊地に任せるも、その菊地が福地に2点タイムリーを浴びてしまい、試合は振り出しに戻って王の勝ちも消滅。
その後同点のまま試合は8回裏へ。この時点で3時間が経過、10回には入らなさそうなことを見込んで8回藤江・9回山口の継投モードに入るも、藤江が誤算でした。先頭の川端がセンター前、宮本に送られると、森岡に荒波の頭上を越すタイムリーを打たれ勝ち越しを許してしまいます。さらに新田に初打点となる2点タイムリーを浴び勝負あり。最後はバーネットが締め、ヤクルトは昼に負けた広島とのゲーム差を2に広げました。