先発は白砂と今岡。1回戦でバントヒットの1安打に終わった打線のテコ入れとしてか山本克が3番サードでリーグ戦初スタメン、そして守備で精彩を欠いた中杉に代わり下嶋がスタメンショート。
前日の辰亥に続く好投が期待された白砂でしたが、その立ち上がりに3連続四球を与え0/3で交代…。5番打者として期待された打棒を見せる間もなく降板の憂き目に。急遽リリーフの関も岡大に押し出し、高山2点タイムリーでこの回3失点。さらに2回にはまたも岡大への押し出し糸原2点タイムリーもようやく2アウトまで漕ぎ着け、坂本を遊ゴロに打ち取りチェンジ…かと思いきや下嶋が弾きエラー。直後大塚に走者一掃のタイムリーを浴び、関もここで降板。三木がリーグ戦初登板も、福田にタイムリーを浴び、2回にして2桁失点。3回も三木が続投も、3連打を浴び1アウトも取れず石上に交代。石上は高山タイムリーと福田の犠飛で2点を失ったものの、4回は満塁のピンチを凌いで初めて無失点のイニングを作りました。
しかしまだ半分以上イニングが残っているという大変厳しい状態で、已む無く辰亥が登場。第1戦先発に続いての登板でしたが、5イニングを野選と犠飛の2失点に止め、エースの意地を見せつけました。
しかし打線が明治投手陣の前に沈黙。散発の4安打に終わり、第1戦に続き零封されました。

明大 - 東大 2回戦
M 374 020 000 16
T 000 000 000 0
M ○今岡-柳-喜多-星-上原
T ●白砂-関-三木-石上-辰亥

この試合で山本克・三木・石上と神奈川勢が一挙に3人デビュー。山本克は2安打で見事期待に応え、三木は状況が状況だけに洗礼を浴びせられる形になってしまいましたが、珍しいアンダースローということで次の登板に期待がかかります。そして石上、25歳にしてついに神宮デビュー。+4というと近年では根鈴が思い浮かびますが、誕生月は石上の方が早いため、最高齢出場の期待がかかるところです。最終学年に向けて、実力を高めていってほしいですね。

50安打への道

笠原(3年) 本日 1安打 → 通算 21安打
飯嶋(4年) 本日 1安打 → 通算 4安打
山本克(1年) 本日 2安打 → 通算 2安打 (NEW!)