センバツ不出場校同士の対戦となった春季県大会の決勝戦。ともに前日の勝利で関東大会出場が確定した状況で、桐光学園は背番号10の谷村、東海大相模は背番号25の諸隈を先発に立ててきました。
先手を取ったのは桐光。初回3本のヒットで1死満塁とすると、唐橋がレフトに高々と犠飛を打ち上げ先制します。さらに鵜沢四球で再度満塁と攻め立てるも、ここは諸隈踏ん張り1点止まり。すると諸隈は2回以降立ち直り、打線も3回鵜沼がレフトに打った瞬間の同点ソロで応えます。
追いついた相模は直後、2番手に背番号1の紫藤を投入。桐光打線を封じ込めると、5回には先頭打者として自ら左中間を破る2ベースで出塁。続く鵜沼のレフト線タイムリーで生還して勝ち越すと、さらに2死満塁から高嶋がライト線に走者一掃のタイムリー2ベース!一挙に4点を勝ち越します。
谷村は5回で降板、以後は冨田→安達と繋いで相模に傾いた流れを止めにかかるも、相模は8回、途中からセカンドの守備に入っていた松本が左中間に特大のソロを放ちダメ押し。紫藤は6イニング目に入った9回先頭の仲亀に被弾、さらに連続四球でピンチを招くも連続三振であと1人まで漕ぎ着けたところで、相模お馴染み9回2死からの交代で佐竹にスイッチ。佐竹は安達を右飛に打ち取り試合終了、東海大相模が平成最後の県大会王者に輝きました。