都内で用事があったので、帰りにENEOSの応援に行ってきました。
球場に到着した時点で試合開始までまだ時間があったので、都市対抗の企画展が行われていた野球体育博物館へ行ってみることに(展示の詳細は こちら )。この展示は9月6日までで、続いて大学野球の企画展が9月12日から始まるとのことです。

第1回から第44回まで使用された初代黒獅子旗です(現在は3代目)。旗の裏面には歴代の優勝チーム名が刺繍されているのですが、触って確かめることなどもちろん出来ようはずも無く。

歴代優勝チームのユニフォームです。特に下段のものは黒獅子エンブレムが導入されて以降の優勝チーム(河合楽器いすゞ王子製紙三菱ふそう川崎・TDK東芝ENEOS)なのですが、前2チームはその直後に休部になったことで、エンブレムを付けての大舞台はついに叶わなかったのが残念です。今回の展示にはしっかりとエンブレムが付けられており、これを見るためだけでも来る価値は十分にあったように思いました。


そしてドームに入場、試合開始。相手は日本生命大阪市)です。ENEOSは初回に宮澤のタイムリーで2点を先制、2回にも池辺・山岡の連続タイムリーで2点を追加。3回も得点こそなりませんでしたが満塁と攻め、この時点では一方的な展開でした。
この分だとあるいは7回10点差コールドも…とも思ったのですが、しかし世の中そんなに甘い話はありません。4回に1点を返され、6回には大川が捕まりタイムリーで1点差に詰め寄られると、2死1・3塁から1塁ランナーが飛び出して挟まれている間に3塁ランナーが生還するという典型的プレーに引っかかり同点、試合は振り出しに戻ります。
序盤の押せ押せムードから一転追いつかれると言う嫌な展開でしたが、直後にENEOSの打線が火を噴きました。1死2・3塁のチャンスを作ると平田が勝ち越しタイムリー、2死となった後で前田・白井の連続タイムリー、更には暴投もあり、この回一気に4点を勝ち越し。終盤の日本生命の反撃も1点に抑え、8-5で逃げ切って初戦を突破しました。田澤の抜けた投手陣に若干の不安はありますが、打線に関しては心配することもなさそうです。
これで神奈川勢は前日の日産自動車に続いての初戦突破。三菱重工横浜・東芝も続いて、神奈川勢同士で準決勝・決勝を独占、と行きたいところですね。