春季神奈川県大会の準決勝2試合を観にハマスタへ行ってきました。ここで勝ったチームが関東大会への出場権を得られるという大一番。第1試合の開始は10時ということで、9:40頃に家を出れば余裕だろう…と甘く考えていたのですが、チケットの行列が思いのほか長く、入場したときには既に試合が始まっていました。
第1試合の慶應-横浜、先発は三宮と柳。1回表に横浜が四球バントヒット四球で1死満塁のチャンスを作りますが後続が倒れ無得点、するとその裏に慶應が1死から山本泰に2塁打が生まれ、得点圏にランナーを進めます。続く谷田の当たりはショート真正面のゴロ、しかしこれをショートがトンネルして2・3塁。そして2死から齋藤が2点タイムリーを放って慶應が先制。3回にも1死1・2塁として齋藤の当たりは併殺コースのショートゴロも、併殺を焦ったセカンドが悪送球して追加点。6回には木村・三宮の連続2ベースと、横浜守備陣のミスにも乗じて着実に加点していきます。一方の横浜打線は4回に1死2・3塁のチャンスを掴むも柳のサードゴロで3塁走者が本塁に突っ込みアウト、その間に柳が2塁を狙うもタッチアウトでチェンジという拙攻で逃し、それ以外はチャンスらしいチャンスも無く、結局三宮が4安打完封、4-0で慶應の勝利。
続いて第2試合の向上-厚木北。隣市(伊勢原-厚木)同士の対決です。先発は塚脇と小川。2004年の厚木西以来7年ぶりとなる県立高校勢の第1シードを確保しさらに上を狙う厚木北でしたが、向上打線が小川に痛打を浴びせます。初回に1死2塁から廣川はセンターへの大きな当たり、これを厚木北のセンターが目測を誤りタイムリー2ベースに…。さらに西川のタイムリー、塚脇の走者一掃3点タイムリー2ベースも飛び出し、向上が一気に5点を先制。4回には栫の2点タイムリー2ベースと渡邊のタイムリーで3点、そして5回には浅井に2ランHRが飛び出し10点差、コールドの要件を満たします。向上先発の塚脇は5回を4安打無失点に抑え、10-0の5回コールドで向上が勝利。初の関東大会出場を決めました。