第72回全日本大学野球選手権大会 決勝

昨秋の神宮大会に続いての六大学vs東都の決勝戦。明治は準々決勝・準決勝で温存した村田が満を持して先発したものの、初回1アウトから佐々木への初球が引っかかってしまい死球。続く小田にセンター前に運ばれピンチを広げると、西川のレフト線へのタイムリー2ベースで先制を許します。なおも1死2・3塁から松本は一ゴロも、体勢を崩しながら捕球した内海は本塁に投げられず2点目。2回は3人で抑えたものの、3回先頭中島の三ゴロを上田がファンブルして出塁を許し、2アウトから西川の三遊間のゴロを宗山よく追いつき送球も内海が落球…。1・3塁となり、続く松本のライト前で3点目。4回には初谷中野の連打で4点目を許し、無念の降板となります。
村田の後を受けた藤江・蒔田が無失点に抑えて打線の奮起を待つも、青学先発常廣の前に走者は出すも要所で捻じ伏せられ、4回には今日が誕生日の瀨に代打今井を送るテコ入れも不発。7回には1アウトから小島がこの試合初となる長打を放つも後が続かず、8回は飯森が内野安打で出塁も宗山が見逃し三振。9回もはや2アウトとなり、小島榊原の連打で意地を見せるも、最後は堀内が投ゴロに倒れ試合終了。青山学院大高市らを擁して以来となる18年ぶりの優勝を果たしました。

MVPと最優秀投手(2勝、15イニング、防御率0.00)は常廣、敢闘賞は小島、首位打者(.500=7/14)は飯森がリーグ戦に続いての獲得、そして特別賞は初出場で2勝を挙げベスト8入りを果たした鹿屋体育大。賞を受け取った原主将は鹿児島に戻った直後に呼び戻され、さらに平塚合宿に追加招集されたことで次の週末にも再度往復という大忙しの6月に。ぜひとも結果を出して代表に選出され、超大忙しの7月にしてほしいですね!