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いわて盛岡サマーベースボールリーグのために遥々岩手へ。以前 岩手県営野球場目当てで来たときは直前で中止になってしまい、そのまま再訪叶わず閉場してしまったため、このきたぎんボールパークが岩手県での初観戦ということになります。盛岡から2駅の岩手飯岡で降り、駅を出てすぐ見える照明塔を目指して10分ほど歩き球場に到着。関東と何ら変わらない猛暑でしたが、有難くもバックネット最後方に設置された屋根の下に陣取りました。
　　

この日の相手は八戸学院大。先発の近藤は初回先頭を歩かせ、藤田のタイムリーで先制を許したものの、その後は粘りの投球で追加点を阻止。3回から4回にかけては吉村遠藤藤田綿引の中軸から4者連続三振を奪うなど堂々とした投球を披露します。打線も応え、5回先頭の石川がヒットで出塁すると、伊藤滉が右中間をライナーで真っ二つ！スタートを切っていた石川が生還し同点に追いつきます。その裏に暴投で勝ち越しを許したものの、近藤は5回を被安打2の2失点にまとめ、先発の役目を果たして降板します。
2番手は山口、1イニング目の1死3塁は前進守備が的中し切り抜けたものの、2イニング目に吉村遠藤藤田に3連打を浴びて2点を失い交代。3番手の垣田も高松にタイムリーを許して4点差となり、なお2死満塁で降板。長打が出ればコールドという状況にまで追い込まれましたが、4番手の吉田が後続を断つと、8回も続投して無失点。初戦以来の9回に突入し、四死球でチャンスを作るも、最後は鈴木が三振に倒れ試合終了。安打数は引けを取らなかっただけに、2度の満塁の好機で1本出ていれば…という試合でした。