先発は前田と相澤。前田は毎回ヒットを浴びるも4回まで無失点で持ちこたえ、一方の相澤はそこそこ外野に打球が飛ぶもののいずれも討ち取って走者を許しません。試合が動いたのは5回、前田が四球でランナーを溜め無死満塁とすると、タイムリーと犠飛で2失点。代わった西村も犠飛で1失点。3点のビハインドを追います。
相澤は尻上がりに調子を上げ、変化球でバシバシと三振を取り手が付けられない状態に。6回までパーフェクトに抑えられ、完全試合も見えてきた7回の表。3番手の岸が不安定な調子でランナーを溜め、暴投で2失点。もし3点差のままなら相澤が続投していた雰囲気もありましたが、5点差になったことで明日の試合を見据えたのか、パーフェクト継続のまま交代。一方で岸に変わった安原は山口に頭部死球を与えたことで、この日の展開なら出したくなかった鈴木を出さざるを得なくなりました。
打線は居村・田中宏に代わってからヒットが出てきたものの、牽制死や併殺打や走塁死などで反撃の糸口をつかめず零封。

慶大 - 東大 2回戦
K 000 030 301 7
T 000 000 000 0
K ○相澤-居村-田中宏
T ●前田-西村-岸-安原-鈴木

鈴木は明日のために温存したかったでしょうが、あの展開では試合の収拾をつけるために出さざるを得なかったでしょう。(与えた安原も含めて)山口への死球の影響が軽ければ何よりなのですが。

50安打への道

古垣(3年) 本日 1安打 → 通算 16安打
鬼原(2年) 本日 2安打 → 通算 4安打
高橋(3年) 本日 1安打 → 通算 27安打