慶大が早大下し3位

http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp3-20120604-962250.html
既に早稲田の優勝が決まっての早慶戦でしたが、慶應が意地を見せて完全優勝は阻止しました。第1戦・第2戦と竹内大の先発を匂わせつつ福谷・山形で裏をかき、そして今日は本当に竹内大が先発。4回の集中打で得たリードを福谷との継投で守りきりました。
首位打者は.447(17/38)で阿加多兄。慶早第1戦の4安打の固め打ちで明大コンビを一気に抜き去り、後の2試合でも計3安打を上積みし、最後まで打席を全うしてのタイトル獲得となりました。最多本塁打は5本の杉山。出場した4カードでいずれも一発を放ち、田中彰が持つリーグ記録のシーズン7本も視界に入っていただけに、立教戦前のアクシデントが本当に悔やまれます。最多打点はサイクルヒットも達成した小室の15。投手部門では最優秀防御率が1.25(43・1/3回6自責点)の吉永。今日は無死満塁ときつい場面のリリーフで、高梨の残したランナーをすべて返してしまったものの、後のイニングを無失点に抑えて1年春での偉業達成。奪三振40も最多でした。
リーグ戦も終わったことで、続いて狙うは選手権での日本一。佐々木主将を欠く苦しい状況ですが、六大学代表としてはやはり昨年より上の成績を期待したいところです。高梨・吉永といった強打の投手を擁する中でのDHの起用にも注目ですね。