まずは常磐線に乗り換え土浦で下車、駅から徒歩10分足らずで土浦市営球場に到着。茨城県大会で使用される球場の中で唯一駅から歩いて行ける球場ということで、今日の最初の目的地になりました。球場の大きさは両翼99m中堅122mと十分で、フェンスが低いのも外野から見る分には臨場感たっぷり。スコアボードも今年から電光表示式に切り替わって立派なものになり、嬉しいことに球速の表示もされていました。
まずは第1試合の石岡一vs水戸商を外野の芝生から観戦。少し後ろは霞ヶ浦という好立地でしたが、残念ながらスプラッシュヒットを待ち構えているボートの姿は確認できませんでした。それはさておき到着時には水戸商が1点を先制しており、さらに3回には鈴木悠の走者一掃タイムリーと続く木村のタイムリーで4点を追加し突き放します。
一方の水戸商先発の左腕・木村は快調なピッチング。球速は130半ばながら石岡一打線に付け入る隙を与えず、4回までパーフェクト。5回に四球で初のランナーを出すも、次打者の鋭い打球をショート佐藤がジャンプしてナイスキャッチ、ランナーが戻れず併殺。それ以降も安打を許さず、ノーノーの快挙が現実味を帯びてきた8回1死、ついに中島に初ヒットを許してしまいます。しかし次打者の左飛で中島が飛び出しており併殺。最終回も1死からヒットを許したものの後続を6-4-3に打ち取り、2安打完封勝利。許した3人の走者をいずれも併殺で仕留めており、残塁ゼロの27人野球というオマケ付きでした。
   
続く第2試合の水戸桜ノ牧vs下妻一は内野に移って観戦。ふとスコアボードを見ると車のナンバーが表示されており、その直後に ファミマに停めて迷惑がかかっているので、この車の持ち主は至急移動して下さい というアナウンス。これが北関東の車社会かと軽く衝撃を受けつつ、グラウンドではシートノックの開始。
シートノックの段階から両校の力の差が感じられましたが、実際その通りに試合は進みます。2回に水戸桜ノ牧が蓼沼のスクイズで先制すると、3回には連続タイムリーにスクイズも絡め一挙4点、4回にも3点を追加し8点差に。この時点で私は球場を後にしましたが、その後5回にも2点が入りコールドになったようです。