第五十回記念明治神宮野球大会 高校の部決勝戦

関東地区代表の健大高崎と東海地区代表の中京大中京による決勝戦。健大が橋本拳、中京が松島の先発で始まった試合は初回裏に先頭の西村がヒットで出ると盗塁を決め、2つのバッテリーミスで中京が先制。健大も直後に2アウトからの橋本脩戸丸橋本拳の3連打で一旦は逆転したものの、中京は3回、2死1・3塁から一塁牽制をファーストが逸らす間に同点とすると、さらに中山印出の連続タイムリーで2点を勝ち越します。
再逆転を許したものの、初回に143km/hを出すなどエースの高橋宏と遜色の無い実力を見せる松島相手に健大打線もよく喰らいつきヒットを量産。4回に木川橋本脩の連打で1・3塁のチャンスを作り、戸丸二ゴロの間に木川還り1点差に追い上げると、5回にも古滝が見事セーフティを決めて同点のチャンス。しかし後続倒れ、無得点に終わります。
松島は7安打を浴びるもリードを保って5回を投げきると、中京はここが勝負所とみて6回から高橋宏を投入。バックもショート中山の再三の好プレーで守り立てて健大打線の勢いをピタリと止め、最終回も3人で抑えて試合終了!甲子園での輝かしい実績からすると意外にも思える大会初優勝を果たし、東海地区に神宮枠をもたらしました。