東大の空き週ということで、遥々群馬まで春季関東大会を観てきました。奮発して新幹線で向かったのですが、架線に農業用ビニールが付着したとかで1時間の足止め…。高崎城南球場に到着したときには、既に第1試合、武相vs昌平の5回が終わっていました。
 

その時点で武相は昌平の長打攻勢をもろに受け劣勢の状況。6回の攻撃も昌平先発古賀の前に三者三振に終わると、その裏2番手の八木が捕まり、大槻のタイムリー内野安打と山根の右中間最深部への2ランで3点を失い8点差に。武相もコールドを阻止すべく7回2アウトから平野広橋の連打で追いすがるも、最後は仲間が豪快な空振り三振に終わり万事休す。40年ぶりの関東大会でしたが、関東のレベルを身をもって実感した試合でした。

続く第2試合の山梨学院vs東海大菅生、板東と小島の先発で始まった試合は初回先攻の山学が無得点もレフトに強い打球を連発。後攻の菅生も前田のヒットから小上防がフェンス直撃のタイムリー2ベースと、打撃戦を予感させる出だしとなりますが、2回以降は一転投手戦。双方の守備も堅く、2~4回まで無安打が続いた後、5回裏に菅生が2死3塁から阪野の三遊間深くへのタイムリー内野安打で追加点を挙げます。
小島は7回を2安打のみの無失点で降板。2番手の上原に対し、山学は8回先頭の二村がヒットで出るも、続く萬場のライトライナーで飛び出し併殺…。チャンスを潰すと、9回も四球で出た先頭打者を進められずに試合終了。接戦を制した東海大菅生が昌平との準々決勝にコマを進めました。